- 2026年9月15日
主要国の監視カメラ規制
監視カメラは世界各国で広く利用されていますが、その設置・運用に関する規制は国や地域によって大きく異なります。
特に欧州では、GDPRに加えて各国独自の規制が存在し、米国でも連邦法に加えて州ごとに異なるルールが設けられています。また、録画の有無だけでなく、ライブ表示、音声収録、AIによる映像解析など、利用方法によって適用される規制や求められる対応が変わる場合があります。
本資料では、EU共通規制であるGDPRに加え、EU主要加盟国、英国、米国および日本における監視カメラ規制を比較し、それぞれの国・地域で求められる実務対応を整理しています。
対象国・地域
EU(GDPR)/ドイツ/フランス/スペイン/ベルギー/デンマーク/スウェーデン/イタリア/オランダ/英国/米国(連邦・州)/日本
本資料で解説している主なテーマ
• 監視カメラ映像は個人データに該当するのか
• 監視カメラの設置・運用に必要な適法根拠
• 情報提供義務と告知方法
• 保存期間の考え方
• データ保護影響評価(DPIA)の要否
• AIによる映像解析に関する規制
• EU加盟国・米国各州における独自規制
• 日本における法令・ガイドライン
サマリー(抜粋)
監視カメラが識別可能な自然人を撮影する場合、多くの国・地域では、その映像が個人情報または個人データとして取り扱われます。そのため、録画だけでなく、ライブ表示、閲覧、検索、第三者提供、AIによる解析などについても、データ保護法令等が適用される可能性があります。
また、監視カメラに関する規制は、データ保護法だけにとどまりません。公共安全、労働関係、行政手続等に関する法令や、監視カメラに特化した法規制が適用される場合もあります。
そのため、国や州によって、監視カメラの設置・運用について求められる要件や手続、撮影可能な範囲、保存期間などの規制内容は異なります。
本文抜粋
EU共通規制(GDPR)
監視カメラが個人を識別可能な状態で撮影する場合、その映像は通常、GDPR上の「個人データ」に該当します。また、録画だけでなく、ライブ表示、閲覧、保存、検索、第三者提供なども「処理」に該当し得るため、監視カメラの運用にはGDPRが適用される可能性があります。
もっとも、設置場所や利用目的、運用方法によって、適用関係や求められる対応は異なります。適法根拠、情報提供、保存期間、データ主体の権利、DPIA、安全管理など、確認すべき事項も多岐にわたります。……
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