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EU:公益通報者指令とデータ保護法との相互作用


欧州の規制当局から見れば、内部通報者は、公共の利益を脅かし、あるいは、害することを明らかにし、それを防止する上で重要な役割を果たしているため、報復を恐れることなく、秘密裏に通報できるようにすべきである。欧州委員会は、EU レベルでの内部通報者保護を強化するための政策枠組みを策定することを決定し、その結果、EU 法違反を報告した者の保護に関する指令(欧州連合)2019/1937 を 2019 年 10 月 23 日に採択した(「公益通報者指令」)。公益通報者指令は 2019 年 12 月 16 日に発効し、EU 加盟国は、原則として、その日から 2 年以内に公益通報者指令を反映させた国内法を施行させなければならない。
Alston&Bird のパートナーであり、同社のヨーロッパ プライバシーおよびデータセキュリティ対策のリードを務める Wim Nauwelaerts 氏が、公益通報者指令によって導入された主な保護措置に焦点を当て、これらの保護措置が一般データ保護規則(規則(欧州連合)2016/679)(‘GDPR’)の下でのプライバシー及び個人データ保護措置とどのように相互作用するかを論じている。

  • 公益通報者指令の適用範囲
  • 保護の条件
  • 通報チャネルの確立義務
  • 関係者の保護
  • 個人情報保護
  • GDPR 遵守を確保するためのガイダンス
  • まとめ

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