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【セミナー報告】オンラインセミナー 「各国のクッキー規制動向と日本企業に求められる重要ポイント(理論編)」開催レポート


世界各国でクッキーに対する規制が強まっています。各国の規制はどのようなものでしょうか。また、日本企業はどのような対応を講じていく必要があるのでしょうか。

IIJでは、鎌田博貴(プリンシパルコンサルタント)によるIIJ第4回オンラインセミナー「各国のクッキー規制動向と日本企業に求められる重要ポイント(理論編)」を開催しました。以下、セミナー内容の大枠をご紹介いたします。

 

クッキーとプライバシー

クッキー規制でおもに問題となるのは、いわゆる「サードパーティクッキー」です。広告代理店は、サードパーティークッキーを通じたデモグラフィック・プロファイルを利用して、出稿を依頼されている広告の中から、広告の対象にふさわしい利用者に個別的に広告を表示させる「オンライン行動ターゲティング広告(OBA)」を進めており、デモグラフィック・プロファイルに人に知られたくない内容の場合、プライバシーに対する侵害が生じる可能性が出てきます。こうしたEUでのクッキー規制の背景を解説しました。

EUにおけるクッキー規制

根拠となるのは、ePrivacy指令とそれに基づく各国の国内法およびGDPRであること、クッキー規制では端末機器を追跡できるものはすべて規制の対象となることなどを解説しました。

EUのCookie規制に適合する実装

まずは、閲覧を続けることで同意したとみなすこと、「暗黙の同意」とか「みなし同意」や、同意をしなければサイトを見ることが出来ない、いわゆるクッキーウォールが問題となっています。また、今年の5月28日、ドイツの連邦裁判所でクッキー規制に関する大事な判決が出ました。それらを踏まえたクッキーの実装方法を解説しました。

各国のクッキー規制

ヨーロッパ以外の各国でもクッキー規制がありますが、主にアメリカのクッキー規制について解説しました。

個人情報保護法改正とクッキー規制

今国会で個人情報保護法の改正が可決成立し。新たに「個人関連情報の第三者提供規制」が導入されました。新規制はどのような場合に適用されるのか、通常のターゲティング広告の場合、ソーシャルメディアのプラグインの場合、パブリックDMPから媒体へのデータ提供の場合、と具体的に解説しました。

IIJは、これからも世界のプライバシー保護にかかるセミナーを随時開催いたします。最新のセミナー情報はIIJ BizRisブログ(https://stgblog.bizrisk.iij.jp/)でお知らせいたします。

関連情報

【オンラインセミナー公開中(全6回)】

6月から公開しておりましたプライバシー保護規制対応に関するオンラインセミナーですが、ご好評につき公開期間を延長いたします。第1~3回の録画セミナー(無料)および第4~6回のライブセミナー(有料)をご視聴希望の方は、上のリンクからお申込みください。